チョコレート工場の仕事とは
チョコレート工場の仕事というと映画に出てくるような甘くて美味しいチョコレートをつくる夢のある仕事のようなイメージがあると思います。
チョコレートをつくる仕事ではいくつか工程があって製品に仕上げることになります。
チョコレート原料をつくる仕事
チョコレート原料をつくる仕事とは、言ってみれば大きい板チョコをつくる仕事になります。
カカオ豆からカカオマスを抽出して、砂糖やカカオバターなどを混ぜて練り上げて成型し、溶かして使用できるチョコレート原料に仕上げます。
このような工程を一次加工と言います。
この一次加工は大きい設備が必要とされ、専属でつくるチョコレートの一次加工の会社があります。
大企業となると、この一次加工からチョコレート製品まで自社でつくっています。
チョコレート原料づくりの工程としては
カカオ豆を焙煎 → カカオマスを抽出 → カカオマス・砂糖・粉乳など計量する
→ ミキサーで混ぜる → 微粒化 → 練り上げる(コンチング)
→ カカオバターや香料を入れる → 成型する
となります。
カカオ豆の焙煎のところはバーナーを使いますから暑いです。
コンチングのところもチョコレートを溶かしているので暖かいです。
暑いところは大体エアコンだったり涼しい場所が設置されています。
成型するところはチョコレートを冷やして固める冷蔵庫がありますので涼しいです。
焙煎はカカオ豆の種類によって焙煎時間が決まっているのでその通りに作業します。
計量からコンチングもチョコレートの種類によって分量や時間が決まっています。
成型は計量や種類の切り替えなどルーティン通りに作業します。
チョコレート工場の仕事は工程によって暑かったり涼しかったりします。
成型した製品を官能検査ということで味見したりします。
チョコレートづくりが好きな人にとってはやりがいのある仕事でしょう。
チョコレート製品をつくる仕事
チョコレート製品をつくる仕事とは、チョコレート原料を使ってお店に並ぶような製品をつくる仕事になります。
チョコレート原料を溶かして使い、ミルクや果汁を入れて板チョコレートにしたり、ナッツを入れたりビスケットにからめるなどしてチョコレート菓子に仕上げます。
まとめ
チョコレート工場の仕事はチョコレート原料をつくる一次加工の仕事、チョコレート原料を使ってチョコレート菓子をつくる仕事があります。