５０代の食品工場への転職

５０代の転職というと、２０代３０代ほど順調な状況ではありません。

それでも、採用枠はあります。

募集要項にも年齢不問の仕事はあります。

若い世代とは違った、現在までの経験値があります。

諦めずにじっくりと転職活動をすることが大切です。

５０代でも大丈夫

５０代というと仕事を覚えるのに時間がかかる、若い人より体力が劣る、などと見られがちです。

求人募集でも４０才以下とか、そういう条件を示している会社はわりとあります。

若年層を育てるためにという理由で年齢制限をしています。

そういう会社は応募しても採用面接には進めないケースがほとんどなので、年齢条件をクリアしている会社を選びましょう。

面接を受けたとしても、応募が多い中で選ばれるとなると、年齢でいえば若い人の方を選ぶというのはあると思います。

今まで食品工場に勤めていたのであれば、工場慣れもしていて、仕事の進め方もわかっているので、企業側もそういう目で見てくれることが多いです。

前職が同じ職種だったというのは強みになります。

食品工場でも年齢不問としている会社もありますし、僕が転職した当時の同期が５０代の人（５５才）だったこともあります。

採用側の方針によると思いますが、年齢不問で正社員を採用しているケースは普通にあります。

年齢よりもやる気とか社会人経験とかを考慮しているのだと思います。

管理職経験のある人は管理職の採用枠があるので、更なるスキルアップを目指すことが可能です。

本人の努力や転職先の会社の規模にもよりますが、当時課長だったのが転職先では工場長になっていた先輩もいました。

正社員ではなくても、アルバイトや契約社員でも給料が良かったり、正社員登用制度がある求人もあります。

始めはアルバイトや契約社員であっても正社員と同じような意識を持って仕事を進めていれば正社員になれる確率が高いです。

アルバイトや契約社員ですと正社員とは収入面で違うというのはあるのでそこは仕方のないことになりますが、正社員になる前の試用期間としてとらえましょう。

食品工場で役立つ資格があります。

フォークリフト運転技能の資格は、工場においてフォークリフトを運転して作業することがわりとあるので重宝されることもあります。

しかし、フォークリフトなど使用しない業務もありますので、業務の中で資格を取れれば転職活動にプラスになることもありますが、資格がなくても大丈夫な仕事もたくさんあります。

アルバイトなどの形態で本業をして、副業で別の仕事をするという選択肢もあります。

副業が上手くいって、副業が本業になったというケースもあります。

副業をするといっても、本業でしっかり働いた後の空いた時間にということになりますので、本業の休みの日とかにして本業に支障がないようにしなければいけません。

本業が肉体労働であれば副業は違った職種にするとか、体力面になど気を付けるようにしましょう。

５０代の食品工場への転職は若い世代の人たちのように順調にできる訳ではありませんが、転職は充分可能です。

焦らずじっくり進めることが大切です。

本業をしながら副業をするのも一つの方法ですが、本業に支障がないような職種を選んだりとか、気を付けて行ないましょう。